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長野計器社製 多レンジ 水高圧用圧力発生装置 の 油圧ポンプが破損 製作所 NACHI 型式 NLP−10R−0.7VL0A2−11 製作年月 平成4年頃の製品 スペック 3相 0.75kw 8.3cc/REV 常用圧力 35kg/cm(3.5MPa)近辺 タンク容量 10L 平成28年正月 異音と同時に圧力低下(35Kg/cmが20Kしか上がらない) NACHIへ問い合わせたところ、すでにこれは廃盤で新型がこれに入れ替え可能かは解らないとの冷たい回答。 部品ぐらいは供給してくれるだろうと期待したがこれも無理。 さーどうする |
圧力発生装置の油圧ポンプ廻り |
破損品のオイルタンクに
添付されてるシール
型番
NLP10R−0.7VL0A2−11
装置の全体像
左下が
目的のポンプ&タンク
その上方に油圧用フィルター
加圧ポンプのアップ写真
圧力低下したままで、調整ボルト類は未だ触ってない状態。
不良ポンプとタンクの全景
ギアユニットから
モーター後部の
オイル冷却部へ
ビニールパイプが接続されており
もう一本はタンクのボトムへ
昨年10月頃タービンオイルを交換したが、
古いオイルを全て抜き取れなかったので
今日現在このような色になってる。
ボトム面は見える。
ユニットの横寸法
180mmぐらい
ポンプ及びタンクを含めた横寸法
もし新替の場合この寸法がリミットのように思える
油面が低いが
昨日サクション側のフィルターの詰まり状態を見るため一度オイルを抜いたので少し下がってる。
異音発生までは正常油面だった
高さ方向のリミット
左上方にあるエアーレギュレーターが邪魔なので移設の必要有り不調原因を見つけた
右下のすり減ったヤツ。
ローターの軸受けカラーが長年の酷使に耐えかね遂に破損
ここまでよくぞ動いてた。
音は確かに大きくなってたが20年掛けダンダン大きくなってきたので危機感が薄れてた。
このカラーさえあればすぐ直るのに、メーカーは在庫無いと言い新品のユニットを盛んに勧める。
それも3ヶ月ですって。
何て事はない、webで調べたら市場在庫が有った、それも何店舗もだ。
新型に入れ替え出来ぬかと試験器の内部採寸を行った、
現状ではどうあがいても簡単に新型に入れ替え出来そうにない。
試験装置の配管類や制御信号関係の配線替えが必要だ。(計装屋の仕事)
取付ベースのボルト穴の位置が大幅に異なってるので筐体改造も必要なことも解った。
最悪は試験装置そのものの新替を検討しなければならないだろう
金額は4桁の高級車が買える値段だ、それよりも受注生産品なので
どう早く納入されても3〜4ヶ月は掛かるはず・・・・・・・・悩
平成28年1月 記
ポンプが壊れても発生装置そのものは無故障、丈夫な製品だ。
その後 油圧ユニットを換装 し蘇った